お客様である銀行の先で 地域や社会にまで貢献できる

2017年入社 バンキングシステム事業本部
2024年7月撮影

2024年7月撮影
  • NTTデータNCBに入社を決めた理由

    学生時代は地球や惑星についての研究をしていました。そのなかで流体力学のシミュレーションプログラムを構築する機会があり、プログラミングやITの面白さを知ったことがこの業界をめざすようになったきっかけです。私は福岡出身で大学も福岡だったので地元への愛着が強く、転勤せずに働けるシステム会社を探していました。当社を含む複数の企業から内定をもらいましたが、当社で働く決め手となったのは社会貢献度の高さです。さまざまな業界のシステムを手掛けるのではなく金融業界に特化し、なかでも親会社である「西日本シティ銀行」のシステムを腰を据えて開発できることに魅力を感じました。九州を代表する地方銀行のパートナーとしてシステムを通じて課題を解決し、地域経済の発展にまで貢献できることを知り、この会社で働きたいと考えました。

  • 現在の仕事内容や、心掛けていること

    銀行システムのなかでもインフラ系と呼ばれる主にネットワークに関する案件を担当しています。膨大なデータを扱う銀行のシステムを素早く、正確に動かすには複数のサーバを連動させてネットワークを構築する必要があります。また、古くなったインフラを定期的にバージョンアップする作業も欠かせません。広範囲にわたるネットワークのどこか1つでも問題があればシステムに不具合をきたし、その影響は銀行を利用するエンドユーザーにまで及びかねません。自らが関わる仕事の影響力の大きさを忘れず、どんな作業でも確認を怠らないことを徹底しています。インフラ系は未知の分野だったので最初は戸惑うことも多くありましたが、今の私があるのはOJTを担当してくれた先輩のおかげ。聞けば何でも答えてくれる心強い環境のおかげで、ゼロからスキルを高めていきました。

  • NTTデータNCBの魅力

    入社してから「基本情報技術者」「応用情報技術者」「情報処理安全確保支援士」の試験に合格し、現在は「ネットワークスペシャリスト」の取得をめざしています。勉強すればするだけベースとなる知識が身に付き、仕事への好影響を実感できることがモチベーションです。資格によっては社内で勉強会が開かれ、受験料の負担や合格祝い金の制度もあります。資格取得のサポート制度以外にも、テレワーク制度や年次有給休暇の取得徹底に働きやすさを感じています。まだ子どもが小さいので、プライベートの都合で働き方や休みを柔軟に選べることが助かっています。ネットワークはすべての銀行システムに関係する仕事ですし、いずれはアプリ開発などインフラ系以外の仕事にも興味があるので、これからも学び続けて銀行システムに関する「分からない」を減らしていくことが目標です。

学生の皆さんへメッセージ

社会人になると環境が一変するので、自由な時間がたっぷりとある学生生活を満喫してください。仕事につながるアドバイスをするならば、基本情報技術者、応用情報技術者などの資格取得を通して知識を磨いておけば、入社後の専門的な学びがスムーズに進みます。働きながら資格試験の勉強をするのは、皆さんが思っている以上に大変なものです。